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映画「A Film About Coffee」を観て何気なく飲んでいるコーヒーが愛おしくなった。大坊珈琲店の大坊勝次さんにも再会!

「A Film About Coffee」は、コーヒー豆がどのように生産され、精製され、焙煎されて自分の手元に届くのか生産者の姿とコーヒーにかける人たちの情熱を描いたドキュメンタリー映画です。

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映画館入り口▲東京だと新宿のシネマカリテで上映しています。

人間180度変わるものですね。

わたしにとってどちらかと言うと飲みたくない、メニューに書いてあっても目に飛び込んでこないのがコーヒーでした。

それが、フルーティーで余韻のある美味しいコーヒーに出会ってから正反対に。コーヒーを飲むことが生活の一部になり、自宅で豆を挽くまでになるとは思ってもみませんでした。

コーヒーが好きになるきっかけをくれたのがこちらのセミナー
もとえ珈琲の「コーヒーを自由に楽しむためのセミナー」に参加してきた。苦手なコーヒーが好きになる。その1 – 晴れときどき佐渡 → http://ebisado.com/cafe20150921/

大坊勝次さんの佇まいと所作に神々しさを感じました。

映画で表参道にあった大坊珈琲店(2013年12月に閉店)の大坊勝次さんがコーヒーを淹れるシーンが出てくるのですが、自家焙煎の老舗のコーヒー店だったとは!
全く知らなかったのですよね。コーヒーに興味のなかった時期にラッキーなことに1度だけ大坊珈琲店に連れて行ってもらったことがあります。

店内に入った時のなんとも言えない雰囲気は、今でも良く覚えており、リラックス感と緊張感の両方が混在している空気感。

座席は、カウンター12席、テーブル席という10坪ほどの店内。
白いシャツに黒のベストとエプロン姿の大坊さんが、カウンター中央にいらっしゃいました。

手元がはっきりと見てとれるカウンター越しで見る一連の流れは、コーヒーに興味が無いわたしでも思わず凝視してしまう、無駄な動きのない職人という言葉がぴったり。

小さなコーヒカップに注がれる深煎りで濃厚なコーヒー。

そして静かにわたしの目の前にカップが運ばれてきました。

大坊勝次さんのお人柄がよく分かる記事はこちら
大坊珈琲店 大坊勝次さんの38年 – ほぼ日刊イトイ新聞 →https://www.1101.com/daibou/2014-07-17.html

映画に寄せた大坊勝次さんからのメッセージ

「一人一人の好みでコーヒータイムを楽しむことこそ、世界中の楽しみと言えましょう。この映画で、一杯のカップに至るまでに、たくさんの人の手を経ていることがわかります。さらに楽しみが増すことと思います。 」パンフレットから一部抜粋

そうなんです、楽しみが増します。コーヒー豆が赤く実って、手で摘まれて、天日干しされ、豆が選り分けられ、精製され、袋づめされる作業を見ていると、あの農園で採れた豆のコーヒーを飲んでみたいなと思うんですよね。

コーヒー好きな人にもそうでない人にもおすすめの映画でした。

映画の情報

映画『ア・フィルム・アバウト・コーヒー | A FILM ABOUT COFFEE』公式サイト | 「究極のコーヒー」とは何か? コーヒーに人生をかけるプロフェッショナル達の熱い仕事ぶりと哲学を追う 世界を席巻するコーヒーカルチャーの”今”を描いたドキュメンタリー → http://www.afilmaboutcoffee.jp/

もうひとつ読んでいきませんか

もとえ珈琲のコーヒーセミナーで初心者でもコーヒーを美味しく淹れるコツを教わってきた! – 晴れときどき佐渡 →http://ebisado.com/cafe201509212/

札幌のコーヒー専門店「りたる珈琲」の上質な空間が、忙しい日常をリセットしてくれて心地いい。 – 晴れときどき佐渡 → http://ebisado.com/cafe20151024/

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投稿者プロフィール

海老名美保子
海老名美保子
ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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