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CP+2019でフォトグラファー鈴木知子さんのフォト講座を受講。はじめにマスターしたい明るさ、色、ボケ、基本の構図について学んで来ました。(2019.3.3)

パシフィコ横浜で開催の写真とカメラのイベントCP+2019(2月28日〜3月3日開催)に行ってきました。

フォト・ウィークエンドでは、楽しむヒントが見つかる2日間!と題して、様々な催し物を開催。

その中で、フォトグラファーの鈴木知子さんの講座を2つ受講してきました。

わたしなりに得られたポイントを備忘録として、書いておきたいと思います。

1講座目「はじめの一歩、思い通りの写真が撮りたい!〜「明るさ」「色」「ぼけ」を覚える〜

写真の魅力は明るさで変わる。

・撮影モードは、補正が有効なP、A、Sのいずれかに変えよう。

カメラの設定

絞り優先のA
カメラの設定

・自分がどう撮りたいかで「露出補正」を使いこなそう。

・雰囲気、季節、時間を表現するのが明るさ。

自分で色をのせて、自分の撮りたいイメージをつくる。

・被写体を撮ったそのままではなく、あらかじめホワイトバランスを変化させて撮りたいイメージをつくろう。

・赤っぽい、青っぽいなどホワイトバランスのプリセットの設定を変えてみよう。

カメラの設定

ぼけをマスターしよう。

日本人は、ぼけが大好き。英語でぼけを表現する単語は無いのだそう。

主役を決めよう。何を表現したいかで主役は変わるので、そこを明確に。

・レンズによって最短撮影距離があるので、それによって何cmまで被写体に近づけるかが分かるので確認しよう。

・被写体との距離でボケができるので、主役は近く、背景は遠くを選ぼう。

印象的だったのは、自分がどう撮りたいかイメージをしっかり持つと良いこと。そしてイメージを言葉に変換してみることが有効。

華やかでドラマチック、軽やかで涼しげ、理知的でクール、優しそうであたたかみを感じるなど。

具体的なイメージがあるから、撮影の時の各種の設定が決まるってことだなと。

鈴木さんは、REW現像で写真を後で加工すればいいやという発想では撮らないそう。

現場至上主義でその場で色を埋め込むようにして撮影し、カメラの中で完結する。

目に見えないイメージを露出と色を変えて、写真に埋め込むことが大切と言われていました。

2講座目「はじめにマスターしたい構図、教えます〜基本構図でレベルアップ〜

写真を撮る上で最も重要なのが構図!

構図は全部で20種類位あるそうで、その中で良く使う三分割構図、二分割構図、対角線構図、日の丸構図、額縁構図、放射構図、三角構図について教わりました。

特に三分割構図は、覚えておくとバランスのいい写真になるので、意識しておきたいと思いました。

そして、最も気をつけたいのは、水平垂直。
グリッドラインを表示させて、傾きを直して撮ることが最も大切!
後でトリミング加工すればいいと思ったら大間違いで、その時に自分が撮りたい画角から小さくなったりするので、気をつけて!と力説されていました。

まとめ

鈴木知子さんの説明がリズミカルでとても聞きやすく、分かりやすかったです。
普段、何を意識されて写真を撮られているのかを直に聞けて、とてもいい機会でした。

明るさ、色、ぼけ、構図と基本をおさえてあわせ技で撮影することで表現の幅が広がります。

そして何よりも撮る前のイメージ、どう撮りたいかを具体的に持つのが大事だと実感できる講座でした。

これが無料で受けられるなんてお得です。

ちなみに事前登録で満席だったので当日受付の席を狙って行きました。各回15人位は待っている人がいたけど入場できました。

また来年も行きたいと思います。

投稿者プロフィール

海老名美保子
海老名美保子
ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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