今まで着られなくなった服は、捨てるかもしくはリサイクルショップで買い取ってもらっていたのですが、ミランダかあちゃんのクロゼット向上委員会でやっぱり好きなものは好き!と自分の価値観を再確認できたことで、お気に入りの服をリメイクに出してみることにしました。
自由が丘のnucafe
東横線自由が丘の駅の正面口から歩いて5分の所にお店があります。
洋服のお直し屋さんとカフェが一体になったお店です。
リメイクってセンスが出るからどこでお直しをお願いするか、お店選びは結構大切です。
と言っても何を判断基準にするかって、そのお店のお直しのbefore&afterの事例、人から紹介してもらうなどの口コミ、お直し価格からという感じでしかないのですが、nucafeを選んだのは、まずコンセプト!に惹かれました。
「モノを捨てない」ための洗練されたお直しと、「日常を豊かにする」ための拘りのコーヒー。全国から問い合わせを頂く洋服のお直しは、モノを大切にするお客様の気持ちにセンスをプラスして生まれ変わらせるように、日々精進しています。ーnucafe storyよりー
さらに事例、お店の雰囲気、お直しの本を出版されている、自宅からアクセスしやすいという理由から。
お直しに出した洋服
色、柄がお気に入りのワンピース。
ミランダかあちゃんこと輪湖もなみさんにコーディネートを組んでもらった時にパンツと合わせると素敵になると分かり、さらにリメイク後の残り布を帽子などにアクセントで巻いてみるいいいんじゃないかしら?と言われたことから、きら〜んとときめいてしまったのです。
お直し前にイメージを再度、確認しておく。
リメイクの場合は、自分がどんな風に着たいかしっかりとイメージを持っておくことが大切です。そうでないとこんなはずじゃなかったのにと後悔しますからね。
どんな感じにしたいかもう一度、着用して検討しました。左がそのままのシルエット。
ひだを取ってストレートにするか、ウエストよりやや下でカットしてリブのような感じにするかぼんやりとイメージを膨らませておきます。
写真に撮っておくとお店に持って行った時に説明がしやすいですね。
お直しを依頼
入口を入ってすぐの所にコンパクトに整えられた工房スペースがあります。
あらかじめ撮っておいた写真を見せながら、お店の人に相談。
丈はこの位でどうでしょう?なんてやり取りをして、おおよそのイメージを伝えた後にフィッティングルームで試着をして再度、お店の人と確認をします。
その日に履いていたスカートの上に着ているので摩訶不思議なスタイルになってますね。でもこのワンピースのお直し前の見納めでもあります。
相談の結果、当初の予定から変更しました。
こちらの方がお直し職人さんです。素敵な出で立ち。
テーラーカラーのエプロンが格好いいんですよねー。
相談に相談を重ねた結果、ウエスト部分のギャザーの流れをそのまま活かして丈を短くし、脇をたくし上げてギャザーを寄せるデザインに変更しました。
こういうやり取りをして新たなデザインに生まれ変わるのはとってもワクワクします。
さてどんな風に仕上がってくるか。
2週間後に仕上がってくるのでブログで結果を報告しますね。
お店の情報
nu cafe(ヌーカフェ)
住所:東京都目黒区自由が丘3-7-10
電話番号:03-3718-1736
お直し営業時間:11:00~19:00(不定休)
カフェ営業時間:14:00〜24:00
洋服のお直しとカフェが融合したお直しカフェ | nucafe
まとめ
ファストファッションブーム、断捨離など洋服は大切に着るより安く手に入れて着られなくなったら捨ててまた買うという流れの方が時流のような気がします。わたしは、断捨離をして本当に必要な物が何か見極められた後にファストファッションに違和感が出てきました。さらに自分の好きなスタイルを再確認できたことで好きな服を大切に着たいという思いが湧いてきました。このままこの気持ちを温めていきたいと思います。
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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