北書店は、新潟県中央区にある本屋さんです。本屋一筋20年の佐藤店長さんが、ハローブックスに合わせて出張出店。
北書店のサイト
新潟市|北書店
スペシャルライブ授業「本屋さんの本の選び方」
こちらが佐藤店長さん。
平台と棚に置く本についての話しからスタートしました。
北書店の選び方は、見たことのない本をセレクトし、さらに見たことのない置き方で人目を引く工夫をしているそう。
今の時代、ネットで本を買うことが出来ますし、電子書籍もあり、さらに「あなたにオススメの本は、こちら」なんてネット上で薦められる訳ですが、北書店では、本との出会いを楽しんでほしいと言われていました。
お客さんの好みに合わせて「この本を読む人は、あの本も興味があるのでは?」と想像して本を仕入れたり陳列されるそうでまさに本のコンシェルジュですね。
本屋さんならではの本の立ち読みのエピソードでは、表紙にあまり指紋がつかないように開く、立ち読みをしてよかったらその本屋で買うようにしているそうで、出会いをくれたその本屋さんへの敬意を表しているそう。そのため立ち読みばっかりで買わずに帰るお客さんに対しては、心の叫びがあるようですが、そこはぐっとこらえています(笑)なんていう話しもありました。
出会いをくれた本屋さんで買うという視点が無かったので頭の片隅に置いてみようと思いました。
ハローブックス 北書店はこちら
1階のフロアに100冊の本がずらりと陳列されていました。
本を見入る人たちで賑わっています。
婦人倶楽部のオススメ本もありました。婦人Cのオススメ本「アウトドア刃物マニュアル」が気になります。
せっかくなので婦人倶楽部と本屋めぐりをしてみましょう。
特別展 甲斐みのりさんの「地元パン手帖」の展示が行われています。
こちらは婦人 C。
地元パンMAPなるものを発見。
婦人Bも登場。
二人ともバターソフト?に興味があるようですが、そっちじゃなくて!
後ろに「カステーラ」という文字が見えてるでしょ〜
これ、懐かしい〜と思ったらわたしの故郷の北海道のカステラパン。ご当地パンだったんだな。全国展開されているのかと思ったら違った〜。
正式な商品名は「ビタミンカステーラ」大正時代の食料難だった頃に考案されたパンで水分が少なく、1本90円と安価なお値段で売られています。
面白いセレクトです。
「女子の古本屋」気になるな〜と思いながら、わたしは、アンチグルメ本「あさめし、ひるめし、ばんめし」を買っちゃったんですけどね。
これぞ北書店マジック!思わず手にして、あらま、なんだか買っちゃったわ。
会場には絵本もたくさんありました。
ふじ〜ん、「めがねこ」気にならない?
めがねこが見てるよ、婦人のこと〜
ねーねーねー
婦人の目線の先には、「ねないこ だれだ」がありました。これも幼少期に読んだ懐かしい本です。婦人も読んだのかしら?
まとめ
本屋さんの苦労話しやどんな本を扱っているかでわかる本屋のこだわりなど普段聞くことのない貴重なお話しを伺うことが出来ました。本をテーマにしたハローブックスは、本をあらゆる角度からみることで本とのふれあい方が色々あっていいんだと体感できる本当にいいイベントだなと感じました。
ハローブックスに関するこちらの記事もいかがでしょうか。
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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