独学でパン作りを学び、自宅で開業。
ワルン・ロティの大和田聡子さんのことは、こすぎナイトキャンパスの読書会で知ったのですが、著書「ないないづくしの起業術」と「ワインとパンに恋をして」を読んでぜひお店に行ってみたいと思い、Googleマップを片手に向かいました。
特に「ないないづくしの起業術」を読むと
お金も技術もコネもない主婦の大和田さんがお店をオープンするまでのストーリーが書かれてあり
ますますお店に行きたくなるんですよね。
研究者であったお父さまの開発した国産小麦「コユキコムギ」を途絶えさせたくないという思いと自身のやりたいことを掛け合わせた時に、自宅起業でパン屋になると覚悟を決められた大和田さん。
ご自宅をの一部を改装して店舗にされたのですが、オープン前は、住宅街までお客さんが買いに来るのか心配だったそうですが、オープン日には楽しみにしていたお客さんが行列をつくって待っていてくれたそう。
洗足駅から徒歩5分、目黒区洗足図書館が目印。
住宅街の中だとここにお店があるのかな?と不安がよぎります。
お店の横に目黒区洗足図書館があるのでそこが目印です。
ここを右に曲がると、朱赤の門構えが見えて来ます。
道の脇に手作りの案内が出ており、その日のおすすめのパンが書いてあります。
どうやら常連さんはお店に灯りが点いていると開店前に入って来る人もいるそう。
お店のショーケースには、たくさんのパンが並べられています。
窓からずらりと並んんだパンが見え、どれにしようかな〜とわくわくします。
早速、お店の中に入ろうとしたところ、1組ずつしか入れず。
というのもパン工房とお店が一体化しており、7畳ほどのスペースなので自然と前のお客さんが出るのを待つスタイルになっています。
小さな棚に多品種のパンがずらり
1日30種類位のパンを焼いているそう。
リーンなパンからあんぱん、食パンやバケットなど様々です。
目の前でチョコチップスコーンが焼きあがってきました。
お店の扉を開けると目の前、1mもしない手の届く距離でパン生地をこねている大和田さんがいて、
さらに業務用オーブンがあり、まるで人のおうちの勝手口を開けちゃった!?時の感覚に似ているかもしれません。
その位、スモールスペースなのですが、お店の名前「ワルン・ロティ」は、インドネシア語で「小さなパン屋」の意味。
インドネシアではパンの引き売りのお兄さんが「(ロ)ティ、(ロ)ティ〜」と声を響かせて売っているそうで、人の手から人の手へ手渡しで売るスタイルだそうで、そんな「ぬくもり」が伝わるお店にしたいと思っているそうで、思いが存分に伝わってきました。
ワインも販売されています。
大和田さんは、日本ソムリエ教会ワンアドバイザー、チーズプロフェッショナル協会認定チーズポロフェッショナル、ビアテスターの資格をお持ちで専門学校の講師を務められ、検定試験のテキストの監修をされている方です。
なんとお店では、ワインはこの小スペースで販売。
美味しいワインがお手頃価格で買うことができ、こんな感じの味が好みですと伝えると
大和田さんがオススメの銘柄をいくつかすすめて下さるので安心して買えます。
帰りがけにプチおみやげまで頂き、心がほんわかあったかくなるお店です。
お店の情報
ワロン・ロティ
住所:東京都目黒区洗足2-8-27
電話番号:03-5704-2105
営業時間:10:00~18:00(売切次第閉店) 日曜営業
定休日:月・火・水・木 (不定休)
最寄駅:東急目黒線 洗足駅
ワルン・ロティのホームページ→ ワルン・ロティへようこそ
関連エントリー
投稿者プロフィール
-
ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
LEAVE A REPLY