1日をスタートする朝に。
仕事の合間にほっとひと息つきたい時に。
誰かと一緒のコーヒーブレイクに。
美味しいコーヒーを淹れられる人になりたいなーと思っていたのが、今回の「コーヒーを自由に楽しむためのセミナー」に参加したきっかけです。
もとえ珈琲
東急東横線 元住吉駅から商店街を8分ほど歩いたところにお店があります。
パンフレットを片手にセミナーがスタートしました。
店舗の奥にあるスペースで店主の大沢征史さんからレクチャーを受けます。
今まで700名の人にコーヒーのセミナーを行って来たそう。
コーヒーも他の食品と同じように考えればいい。
美味しい焼肉を食べたいと思った時に
「あそこの店の焼肉が美味しいので焼き方を教わってこよう」
なんて話しは聞かないですよね?
確かに!
他の食品に置き換えれば全うな考え方です。
コーヒーは、身近な飲み物なのに今まで特別な捉え方をしていただけかもしれません。
大沢さん曰く、美味しい、美味しくないこととコーヒーに詳しいかは、関係ないのです。
ただ、淹れ方を知らないので美味しく淹れられないだけ。
美味しいコーヒーは、いい素材、そして何より鮮度が大事。
野菜や果物、肉や魚も鮮度の良いもの、素材のいいものは美味しいですよね。
コーヒーも生鮮食品なんですって。保存食品では無いんです。
ついついパックで店頭に並んだのを見るとそうは思えず。
そのため焙煎してから時間が経つと劣化してしまうそう。
コーヒーを飲んで胃もたれや頭痛がしたことありませんか?
焦げっぽい味がしたことはありませんか?
ある!ある。
わたしの場合は、コーヒーを飲んで何だか胃の調子が今いちになることが度々。
それって、鮮度の落ちた豆や粉が使われているかもしれません。
ここでも他の食品に置き換えて考えてみると、
焦げっぽいのは、焦げたパンを出されているのと同じ⁉︎
お店でまる焦げのパンを出されたらクレームをつけますよね、コーヒーは、見た目が茶色なのでぱっと見分かりません。焦げた味がしてもクレームを出すことはめったに無いように思います。
そのため変な味のコーヒーが出回っていても文句を言う人が居ないのでそんな味がまかり通ってしまうそう。
わたしの場合は、そもそもコーヒー自体が苦手なのでこんなものかと思って飲んでいたのでノンクレーム(笑)
あ〜焦げたものにお金を払っていたのかしら…。
果物の酸味と珈琲の酸味は、同じ。
酸味には、いい、悪いがあり、いい酸味は果物の酸味と同じで
その逆は、傷んだものの酸味と同じなんだそう。
賞味期限切れの肉や魚、野菜の傷んだ鼻がつぅーんとする臭い。
あれが悪い方の酸味。
珈琲で胃腸がやられているのは、腐ったものを摂取しているのと同じなのだそう。ガーン。
そう考えると傷んだものが広く出回ってると言えそうです。
鮮度のいい豆を見分けられるか?
まずは、買う時に銘柄とかパッケージを見る!こと。
銘柄=コロンビアとかエチオピアなどの国名になっているのは、買っちゃダメです。
例えば、米を購入する時に「日本の米」っていう銘柄で買うか?ってことだそう。
美味しい米を買おうと思ったら、魚沼産のコシヒカリとか産地の分かるものを購入しますよね。
なるほど、ガッテン!
焙煎度合と香りで自分の好みを探す
焙煎度合が深いと苦味が強くなり、浅いとその逆になります。
また香りや後味など味わってみると同じ豆でも全然違う味になり、セミナー中に
同じ豆で焙煎度合の違うものを飲ませてもらいましたが、コーヒーに詳しくないわたしでも
味の違いがはっきりと分かりました。
香りもレモンティーのような香り、ブルーベリーのような香りなど
コーヒーでもこんな香りがするんだ〜とその美味しさに惚れちゃいます。
違いのわかる女になれるかしら!?
美味しいコーヒーに巡りあったら、産地、農園の名前を覚えておこう。
ラベルをもらうとか写真に撮っておくとかもオススメだとか。
この辺りは、ワインに置き換えると分かりやすいですね。
チリのワインか、フランスのワインか?
フランスならボルドー産がいい。とか。
珈琲豆を選ぶポイントを知ったので、これからは、自分の好みの味を探す楽しみが出て来ました。
まとめ
美味しいコーヒーに大切なのは、いい素材、鮮度、焙煎度合。
むずかしく捉える必要は無く、生鮮食品に置き換えて考えてみると分かりやすい。基本のキをおさえるとコーヒーの美味しさが楽しめる。
次は自宅で美味しいコーヒーを淹れるコツを教わってきたので
それについてつづきを書きます。
お店の情報
もとえ珈琲
住所:神奈川県川崎市中原区木月3-13-2
営業時間:平日 10:00〜19:00
土日祝9:00〜19:00
※定休日:火曜
※祝祭日の場合は営業
Tel・Fax:044-767-1368
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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