残務処理デーとは
1週間のうちのどこか1日を残務処理デーにしてその週に予定していた仕事をこなして先送りしないという手法。
税理士の木村聡子さんのこちらのブログで紹介されています。
木村さんは、著書「あなたの1日は27時間になる」を出版され、ブログでは、時間、行動、お金をセルフコントロールする術について書かれています。
残務処理デーを設けようと思った理由
時間が足りず、仕事に追われ、疲れている。
これが最大の理由。
わたしのメインの仕事は、クライアントへのユニフォームのデザイン提案なのですが、それに伴う企画書作り、イラスト作成など多岐に渡っています。
現在、ある企業に月曜日から金曜日まで勤務しているため上記以外にリーフレット、チラシ、パンフレットも仕事として行っており、いくら時間があっても足りません。
1日平均1時間〜2時間の残業をすることもあり、これでは自分が他にやりたいことをする時間がないと思っていた矢先にこの記事を目にしました。
金曜日を残務処理デーに設定
スケジュールを立てる時に月曜日から金曜日まで週5勤のうち4日間でその週の仕事を終わらせられるように計画を立てます。
さらに1日のスケジュールに無理が出ないように始業開始後の30分は、何も予定を入れないようにしました。
さらに終業30分前までにその日の仕事を終えられるようにゆとりをもたせました。
それでもスケジュールがずれ込む
実施して最初の1週間は、上手くいかず、立てたスケジュール通りいかなかったのでその分を残業でフォローしました。
そこでやってみたのが、どの位のずれ込んでいるのか、スケジュールと実際にかかった時間の差異を出し、俯瞰して1週間を振り返りました。
行ってみたところ、苦手意識のあるイラスト作成は、大幅にずれ込み1日で終わる予定が2日間かかってしまい、スケジュールを立てる時にこの位の時間で出来るだろうという理想を盛り込んでしまっていたかなと。
さらにもうひとつずれ込んでしまう理由として、割り込み仕事が多い。
これを調整するためにやったことが、依頼を受ける際に自分のスケジュールをカレンダーを見せながら話す。急ぎの仕事なのかそうでないのかを確認する。
そんなの当たり前じゃーん。と文字にしていて自分でも思うのですが、どうも自分の実力を楽観視する傾向があるようで、依頼を安請け合いしがち。ここは自分をコントロールしたいと心に強く思っているところです。
次の2週目は上手くいき始めた
2週目は、週の後半に外出が入ってしまったので、月曜から水曜日までを実務処理をする日と決めて無理のない計画を立てました。これでこの週は、残業ゼロ!
やれば出来る!
残務処理デーを設けたことで気持ちにゆとりが出た
仕事に追われていると折半つまった状態が、顔にも行動にも現れます。1日の後半は、疲れた顔で集中力もダウン。
月曜日なのに金曜日のような疲れ方。こんなの嫌ですよね。
とにかく急いで仕事をせねばと思い込んでいた所はあるかもしれないなと。金曜日を残務処理デーにしたことで、仕事に支障が出るかというと出ませんでした。
さらに周りの人とゆっくり会話する時間もでき、自分を大事にできたことで精神的に楽になりました。
まとめ
わたしの場合は、自分で仕事をコントロールできるポジションなのですが、依頼を安請け合いしがち。そこを改めようと思っていますが、すぐに直せるものでも無いので折り込み済みで時間にゆとりを持たせて仕事をするように変化させて行くことにしました。
受けた依頼はとにかく早く仕上げないと!と思っていたのですが、思い込みもあることに気がついたのでいろんなことを見直してみたいと思います。
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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