佐々木俊尚さんといえば、作家でジャーナリスト、マルチハビテーション(多拠点居住)で東京、福井、軽井沢の3拠点を行ったり来たりしながらお仕事をされている人。
今回、「地方で自分らしく働く」という内容で講演をされるとのことで行ってきたのでその模様をレポしたいと思います。
3拠点居住は、実験なんです!自分の何が変わるのか。
みんなのネットワークとは。
シャッター街が変わってきた。
熱海のシャッター街がここ5年で復活している。
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地方移住は、難しい
開かれたネットワーク、共同体がキーポイント
地方移住で大切なことは、あの人、移住しちゃって、戻って来ないしどうしてるんだろうね?とならないことが大切。
田舎に行って、その村、地域で完結した暮らしではなく、都会とつながる田舎暮らしが、昔の田舎暮らしと全く違うところで、ソーシャルメディアを使って外へ発信するかたちが新しい田舎暮らし。
そのためには、受け皿となる移住先では、都会と繋がりたいという意識の高い地元リーダーがいることがポイントなのだそう。
そういう人がいると移住に向けたイベントを一緒に企画して、Facebookで呼びかけることが可能になったり、都会から人を呼んだりといった広がりが出来ます。
いかに受け入れ先が、外とのネットワーク作りに積極的なのかが、分かれ道になりますね。
ゆるやかな繋がりが有効。
スタンフォード大学の教授マーク・グラノヴェッター氏のウイークタイズ理論を通した話しがあり、趣味のスポーツでしか会わない人とのつながり、ボランティア活動でしか会わない人とのつながりなど、ゆるやかな繋がりが、転職に繋がったりすることが実証されており、会社のような毎日会う人との繋がりではなく自分から遠い人、新たな人間関係を持つことで人生を広げて行きますとのこと。
自分らしくとは、何なのか?
今回のイベントのタイトルにある「自分らしく働く」ってどういうことなのか。
バブルの時代に会社を辞めてパリに行って自分探しに行く人が居たけど、セーヌ川に自分らしさがある訳ではないんです。青い鳥思考じゃない。
自分は、周りとの関係性で存在しているので、どんな人間関係をつくるかがその人らしさなんです。自分の周りにいい人を作り、よりよい人間関係をつくることですね。とのこと。
自分らしくって、なんだろうって悩んだり、深掘りすることがありますが、周りとの関係性という視点でみることが無かったので、ここはこれから自分のマインドをシフトして自分自身をみたいと思いました。
最後に「今をいかに楽しむか」
この時代に将来に不安な人は居ない、いろんなことがあって大変だけど、いかに楽しむか。
これからのわたしのアクション
最近、佐渡に移住することばかりに思考が偏っていましが、2拠点居住が自分にとっても家族にとっても良いのでは?と思えてきました。
そのためにわたしも佐々木俊尚さんのようにまずは断捨離して身軽になりたいと思います。
そして佐渡で活動するための拠点を探します。
さらに都会での暮らしをミニマルにできるようにシフトして行きたいと思います。
佐々木俊尚氏
作家・ジャーナリスト。 TABI LABO創業メンバー。メディアとライフスタイルの議論コミュニティLIFE MAKERS主宰。Any+Timesメディア顧問。TOKYO FM「TIMELINE」月曜日MC。フジテレビ・ホウドウキョク「あしたのコンパス」金曜日アンカー。
Twitter: https://twitter.com/sasakitoshinao
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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