乾物ってこんなに楽ちんだったの!
乾物は見た目が地味で買い物では忘れがちな食材。
ひじき、干し椎茸、切り干し大根、高野豆腐、麩、豆など色々ありますが、私は水に戻す手間と分量が今いち掴めず失敗することが多々あり、遠のいていた食材です。
しかし食生活を見直す中で知った「まごわやさしい」料理を意識するようになってから使うようになりました。
「まごわやさしい」は、食品研究家で医学博士の吉村裕之氏が提唱されている日本の伝統的なバランスの良い食事の覚え方です。
ま=豆類(納豆、味噌、豆腐、大豆など)
ご=ごま
わ=わかめなどの海藻類
や=野菜
さ=魚
し=しいたけなどのキノコ類
い=芋類(じゃがいも、さつまいもなど)
ひじき、干し椎茸、切り干し大根、高野豆腐、麩、豆など乾物は色々ありますが、水に戻す手間と戻す分量が今いち掴めず失敗することが多々あり、遠のいていた食材。
水に戻さなくていいの?そのままでOK
乾物は水に戻すのが基本だと思っていたのでそのまま使う発想がゼロだったのですが
家庭料理研究家の奥薗壽子さんの「奥薗流•いいことずくめの乾物料理」(文化出版局)を読んでからその思い込みを捨てられました。
いいことずくめ!本当にその通り。
いいことずくめの理由その1。
めちゃめちゃ栄養豊富。カルシウム、鉄分などのミネラルや、食物繊維などなどその含有量たるや、まさに自然のサプリメントです。
いいことずくめ理由その2。
低脂肪、低カロリー。かみごたえのあるものも多く、満腹感があります。
いいことずくめ理由その3。
常温で長期保存できる。その辺りにぽんと置いておいても、いつでも食べられる。
いいことずくめ理由その4。
料理が簡単!思い立ったらすぐ作れて、すぐにおいしい。もどすのに時間がかかるのは昔のやり方。
いいことずくめ理由その5。
うまい!乾物ってうまみが凝縮されているから、薄味でシンプルにしたほうが、断然おいしい。大事なのは乾物うまみを丸ごと逃がさず料理すること。
この中でお気に入りで何度もつくっているのが、切り干し大根のはりはり漬け。
3分で完了!後は一晩、冷蔵庫で寝かしておけば翌朝から食べられます。
そして応用が効く。
このはりはり漬けが基本バージョンでこれを元にツナ缶を入れていタリアンにするなどアレンジを加えられた料理レシピも紹介されています。
これぞ使える乾物の料理本です。
そして今わたしの周りでは乾物がひそかなブームになっています。
Fu/真面目に生きる
乾物のある生活 うお!乾物の世界が面白すぎる!第1回講義レポート #自由大学
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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