方舟の「蔵元を囲む会」に参加するのは、これで2回目なのですが、初対面でもお酒を酌み交わすとみんな旧知の仲だったかのような和み感が出るんですよね。このイベントの良いところで、好きなところでもあります。
今回は、佐渡島で廃校になった西三川小学校を酒蔵にし「学校蔵」という日本酒が誕生したプロジェクトのお話しを蔵元の尾畑留美子さんから直接うかがえる絶好の機会。
またこのプロジェクトに参加されている方舟の方にもお会いして来ました。
「学校蔵」課外授業〜方舟川崎店〜がスタート
▲方舟の運営会社 株式会社セオリーの原社長(中央)より今回のプロジェクトに参加された、いきさつについてのお話しがありました。
国酒である日本酒の素晴らしさを後世に伝えたいという会社でそのコンセプトと「学校蔵」のお酒のストーリーがぴったりだったことからこのプロジェクトに参加されたそうです。
▲方舟のみなさんが取り組まれた「学校蔵3号」が出来上がるまで記事が丁寧に書かれています。その隣りにあるのはお料理のメニュー。
学校蔵の第1号で乾杯。
木の芳醇な香りとさっぱりとした後味が美味しかったです。学校蔵の中では、これが一番好きだな。
その後、続いて学校蔵2号、3号、4号とつづけて飲み比べしていきます。すべて同じお米、お水で作られたのに全く味が違い、そこが味わい深いです。
学校蔵3号は、甘みのあるフルーティーな日本酒
▲お酒造りに参加された酒匠の山口さんから学校蔵3号のお酒とそのラベルについてお話しがありました。貴醸酒仕込みだそうです。
▲社内公募でラベルのデザインが決定したそうで、お米がランドセルを背負っているイラストです。
味は日本酒が初めての人でも飲みやすいものを。とのコンセプトで作られたそうでとてもフルーティーで甘いです。
▲ワイングラスが似合いますね。周りからは、「デザートワインのような味」「品のいい甘酒のよう」といった感想が聞こえてきました。
佐渡島のお料理
ひととおりお酒を愉しんだところで、お料理が出てきました。
▲御膳。佐渡の郷土料理の煮しめは、あ〜これこれ!と納得の味。
(メニューは、左上からぶりの柚庵焼き、右下が、水たこのやわらか煮、佐渡鮮魚の手毬寿司、大人の揚げパン塩辛バター、いごねりの酢味噌、その隣りが、さざえの炭焼き肝醤油焼き、その上が、佐渡郷土料理 佐渡の煮しめ)
学校蔵のこれから
▲尾畑酒造 五代目の尾畑留実子さん。学校蔵は、学びと仕込みの場をコンセプトに、交流の場、さらに佐渡という環境を最大限に生かした4つを柱に活動をされていきたいと将来の展望を語られていました。
振り返って
蔵元を囲む会は、初対面の方と合い席になることがありますが、それも今回とても素敵な出会いがあり、同席させていただいたご夫婦といい時間を過ごすことが出来ました。お酒を通じて心もおなかも満たされて、蔵元を囲む会にまた参加したいと思いました。
お店の情報
方舟 川崎ラチッタデッラ店
住所:神奈川県川崎市川崎区小川町4-1 ラチッタデッラ1F
TEL:044-276-9728
営業:
月~金11:00~23:00(L.O.22:00)
土・日・祝11:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:年中無休
ランチ営業、日曜営業
尾畑酒造
「真野鶴」「与三作」醸造元|尾畑酒造株式会社 → http://www.obata-shuzo.com/home/
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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