いごねりとは
いごねりは、日本海で獲れる海藻「いご草」を使って作られる食べ物。
主に佐渡を中心に作られ食べられている郷土料理。いご草を天日に干して乾燥させ、ゴミを取り、選別、
微妙な火加減で文字通り練る様にして水加減を調整しながら煮ていく。とろみの加減や水の量が難しいという。
火が通ったら、薄く延ばして冷やし固めて完成。
手間隙掛けて作られる海の香り豊かな逸品。「日本の食べ物用語事典」より
いごねりを食べ比べしてみました
地元のスーパーで「佐渡 前浜産のいごねり」、「真野 菊地さんの手造りいごねり」が売っていたので食べ比べてみました。
いご草を煮詰めて加工する際に濃淡が出るようです。
いごねりの定番的な食べ方
棒状になったものを5ミリ位の幅で切ります。角型のものもあるようなのですが、巻いてある棒状の方が多く見かけます。
器に持って、すりおろした生姜やかつお節などの薬味をかけ、しょうゆや麺つゆ、ぽん酢をかけて食べるのが一般的な食べ方です。
酢みそをかけて食べることもあります。これは、真野鶴の学校蔵の時のイベントで出された佐渡島の郷土料理です。赤い椀に盛ってあるのがいごねりです。
佐渡島のソウルフード「いごねり」は、食卓に無いと寂しく、海藻のミネラルたっぷりで毎日でも食べたいと思わせる底力のある郷土料理です。
いごねりはこちらで購入できます
いごねりの老舗の「早助屋」さんのサイト
佐渡 早助屋 いごねり直送便 → http://igoneri.com/
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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