映画館があるのは、佐渡金山のある相川。
相川京町通り沿いにあります。
通り沿いにありますが、看板が見えにくいのでGoogleマップを片手に行くのがいいですね。
この辺りだと思うんだけど・・・
坂を上がっていくと、
相川上町簡易郵便局、手づくり工房 其蜩庵(きっちょうあん)、Cafeガシマシネマと並んであります。
グリーンの引き戸が目印の映画館です。
趣のある庭を通り、
がらがらと戸を開けて、
靴を下駄箱に入れ、チケットを買って会場へ。
懐かしさのある異空間にトリップしたような特別感が、ぐっと期待を高めてくれます。
行く前に心配だったのが、椅子!
長時間観るのに耐えられるかしらとやや気になっていたのが椅子なんですよね。おしりが痛いのは嫌ですもんね。
会場には、座椅子からイームズチェア、ソファ席と様々なパターンで20席ほどあります。
あとで伺ったところ椅子は、背もたれがあって座り心地のいいものを揃えたいと思って集めたそうです。
今回、映画を絶対観たいと思っていたので前もって席を予約しました。
こちらの予約席と貼られている席が用意して頂いた席です。
席との間には、ミニテーブルがあり、ドリンク片手に鑑賞できます。
映画館の奥は、ブックカフェとして利用することができます。
かしこまらず気楽に観られる空間づくりもいいなと思いました。
上映作品「ミッドナイト・バス」を鑑賞。
家族のすれ違い、絆、親と子の心の機微など涙なくして観られない作品。主役を演じる原田泰造さんがいい味を出してます。
引用:ミッドナイト・バス公式ホームページより
東京、新潟、佐渡と舞台になっている場所がストーリーに上手く溶け込んでいて、佐渡のここで撮影されたのかと別の視点でも楽しめました。
ここは佐渡だったんだよね?と忘れてしまう。
映画館のこだわりのひとつに音響があるそうです。
最高の音で観てもらいたいとスピーカーが前方、後方に置いてあり、サラウンドが効いてます。
さらに古民家の木造づくりの建物でまろやかな音になっているんですって。
音響の良さと映画のストーリーに引き込まれて佐渡で映画を観ていることを忘れてしまうほどでした。
店主の映画への想いがあふれています。
ミッドナイト・バスを観終わった後に店主の堀田さんとお話ししたのですが、映画への愛が笑顔から溢れていて、目がきらきらしてました。
今後は、建築にこだわった作品も上映されたいそう。
佐渡だからこそ観ておきたい映画という審美眼でセレクトされた作品に目が離せません。
Cafeガシマシネマに行く時の駐車場
大体の方が車で映画館に向かわれることが多いと思うのですが、隣接している駐車場がないので、佐渡市立相川病院裏手の公営駐車場を利用されることをオススメします。
相川病院を左手に超えた所に駐車場があります。史跡 佐渡金山の看板が目印。
こちらのモニュメントが駐車場内にあるのでこちらも目印になるかと。
駐車場からだと100mほど歩いた所に映画館があります。
まとめ
街の小さな映画館の良さがあり、佐渡という土地柄にあった作品のセレクトに今後の上映作品も注目したいと思いました。
観終わった後は、佐渡のゆったりした空気感に包まれて、とっても豊かな気持ちになりました。
歴史のある相川の街でひと味違った旅の1ページを綴るのもいいものですね。
cafeガシマシネマの情報はこちら
上映作品のミッドナイト・バスの公式ホームページ
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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