わたしの周りには既に起業されている女性の経営者、起業も視野に入れて会社員をしている人、個人事業主が多いのですが、今年の3月に前職の仕事(ユニフォームのデザイナー)を辞めてから、より真剣に自分の働き方について考えるようになりました。
そりゃそうですよね、毎月決まった日に入ってきて収入が無くなったんですから、嫌でも向き合います。
そんな中、先日クリエイター仲間から国の支援制度は無料のものが多く、有効活用できるものはどんどん使った方がいいよとアドバイスを受け、調べて、早速、起業講座に行ってみました。
女性起業家ビギナーズサロンー起業プラン作成支援講座ーを受講しました。
この講座は、川崎市男女共同参画センターが、川崎市創業支援事業計画に基づく「特定創業支援事業」として行っている講座です。
この講座のいいところは、受講費が安い(全4回で4,000円)さらに託児サービスがついているので小さいお子さんがいるママも気軽に受講ができるところ、土曜日開催なので会社員でも受講しやすい。
さらに講師の先生が女性なので女性ならではの視点で話しが聞けるのも良かったです。ライフステージで仕事と育児にどう向き合い、起業に至ったのかを体験談を交えて語ってくださったので非常に分かりやすかったです。(講師は、女性コンサルタントネットエルズの油井文江氏と小紫恵美子氏)
自分が本当に起業したいのか確認できる。
4回の講座は、1.「コンセプトを決めよう」「起業の心構え」、2.市場を見えるようにする、3.数値を固める、4.計画案発表の内容で行われたのですが、自分に何が足りないのか、責任を持って事業を行う覚悟があるのか確認することができます。
会社が嫌だから、組織に縛られたくないからといった安易な気持ちで起業をしたいと思っていないか自分の気持ちを確認することもできると思います。
事業を始めてから一番大切なことは何だと思いますか?
3回目の講座で先生から問われたのですが、なんだと思います?
売上?健康?情熱?信頼?なんだろう・・・。
それは、事業を継続すること。
事業を始めたら自分のサービス、商品を購入してくれたお客様がいます。今月は仕入れができないから商品を供給できないなどはあってはならないこと。お客様にサービスを利用して良かった、また購入したいと思ってもらえる事業にしたいですよね。
そのためには、何が必要か?継続するには、収支と資金の計画を立てること。
資金計画を立ててシミュレーションをすることで現実味が増す。
設備資金、運転資金、さらに運転資金6ヶ月分、調達方法などを具体的にリストアップして事業に一体いくら必要なのかを試算していきます。
そして売上、売上原価、売上総利益、販売費及び一般管理費、営業利益を計算して見るとあらま、手元に残る金額がこれだけか。と言うのが分かります。
そうすると販売価格を上げなきゃとかもっと個数を売らないと赤字になるなど数値が出てくるので計画を練り直し、継続できる事業にするには?と頭をひねって塾考。
女性として気をつけた方が良いところは、消費者としての感覚が研ぎ澄まされているので「安い方が喜ばれるだろう」と価格設定を安くしてしまうこと。わたしもこの感覚はよく分かります。1度設定した金額はなかなか上げることは出来ません。値付けは難しいですね。
ここは、営業利益から逆算して金額設定をすることで感覚的なものを払拭して納得感を出せると思いました。
事業計画は、人前で発表することでフィードバックを得られる。
誰に向かって話すかでフィードバックの内容、良し悪しが変わってくると思いますが、今回は、同じように起業をしたいと考えている受講中のみんなの前で発表です。
わたしは、この事業計画書を書くまでに時間がかかり、当日の朝になんとか形になったとという。
写真は緊張の合間にでた笑顔。こんな内容でいいのか?と初めて発表する内容にドキドキしました。
内容は、ブラッシュアップしていくので現時点では、公開しないでおきますが、沢山のフィードバックをもらい、自分の目の付けどころは間違ってないなと思いました。ただ起業することがベストなのか?はよく考えていきたいと思います。
また人の事業内容を聞くのも沢山のアイデアをもらうことができ、この人とこの人がコラボレーションすると面白いのでは?といった話しも出て楽しかったです。
まとめ
女性の創業は国の支援制度でバックアップが手厚くなってきており、以前よりも起業がしやすくなってきています。将来的に起業も視野に入れているなら自分の住んでいる自治体で行われている支援制度や講座、セミナーにどんなものがあるのか、インターネットで情報収集してみるのをオススメします。自分か情報を取りにいかないと知らずに終わってしまいますね。これからも活用したいと思います。
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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