チョコレートに合う日本酒が知りたくて参加。
4月からSADO SAKE 5GO!のイベントで日本酒を紹介するようになり、色々調べていたところ「日本酒とチョコレート」の組み合わせとは、面白い企画してるなーと思い西荻窪にある醸しカフェに行ってきました。
チョコレートを作ってから日本酒をいただきました。
SADO SAKE 5GO!の開催についてはこちら。
焙煎したカカオ豆からチョコレート作り。
カカオ・ラボのたけっちこと竹林利郎さんから教わります。一般社団法人日本焙煎技術普及協会の理事をされており、焙煎のプロ。
カカオ豆の殻をむく所から体験できるなんて思ってもみなかったので、これは嬉しい。
ハート型に置かれたカカオ豆をむいていきます。
海外から輸入されてきたカカオ豆は、乳酸菌などの他に雑菌やカビ毒なども含まれた状態でやってくるので焙煎した後の豆をチョコレート作りに使用できるものとそうでないものに選り分けます。
薄皮がすぐに剥けないもの、表面が白っぽくなっているものなど剥いているうちにこれは違う!と感覚で分かってきます。
むき終わった豆をカカオパウダーにしていきます。
粉にするのに大活躍したマシーンが「 NEWよめっこさん」ネーミングがいいですよね。固いカカオ豆を粉砕するのに適しているそうです。
カカオパウダーのいい香りが漂ってきます。
ここにカカオバターを投入してクリーム状にしていきます。
この状態で味見をしますが純度の高いカカオ味、甘味をプラスしていないので美味しいというより苦い感じ。
ハニーココナツというオーガニックの砂糖を入れます。
味見をしながら甘みを調整。自分で好みの甘さにできるのっていいですね〜。
市販のチョコレートは添加物の乳化剤が使用されていますが、今回は無添加のチョコレート作りなので乳化剤ではなく、「豆腐」を使用します。これが各素材のつなぎ役。
フレーバーに「みりん」を選んでみました。
今回、フレーバーに日本酒2種類、みりん、コーヒーの4つの味をつけることになり、わたしは、相方さんとみりん味のチョコレートに。みりん味って想像できないですよね。果たして美味しくできるのか?!
みりんは、「古式三河仕込純米本みりん愛桜」を使用。なかなか手に入りにくいそうです。
全ての素材を投入してNEWよめっこさん全力で回転してますが、素材の粘り気具合で回転が鈍るので中身を調整しながら仕上げていきます。
この後、バットに流し込み、冷蔵庫で冷やします。
冷やし固めている間に竹林さんから美味しいコーヒーの淹れ方のレクチャーを受けます。これまた雑味とえぐみの無いコーヒーで飲みやすい。冷めても美味しいそうで、さらに驚いたのがコーヒー豆の焙煎も体験できるそうでそちらにも興味が湧きました。
そうこうしている間に出来上がっあたチョコレート、こちらをパンテリングしたチョコレートにくぐらせてコーティングし、飾り付けのシートを乗せて再び冷やして完成!
チョコレートにあう日本酒が5種類。
醸しカフェの店主 品田和義さんセレクトの5種類はこちら。
左から「澤姫」「理可」「舞美人」「くどき上手jr.ショコラ」「来福 MELLOW」
「理可」は女性の杜氏で1タンクしか仕込んでいないレアなお酒。どれも個性的。確かにチョコレートの強さに合う日本酒だと思いました。
最後に発酵づくしのワンプレートをいただき、日本酒が進みました。
13時〜スタートして終了したのが20時!ロングランのワークショップでしたがあっと言うまでした。
今度は、コーヒー豆の焙煎にチャレンジしたいと思っています。
お店の情報
醸しカフェ
住所:東京都杉並区西荻北4-35-6 カーサ藤江 1F
電話番号:03-6913-5888
営業時間:[水・木・土・日]11:30~22:00[金]18:00~22:00ランチ営業、日曜営業
定休日:月曜日・火曜日
Facdebookページ https://www.facebook.com/kamoshi.cafe/
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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