B350 PEかB380で迷いましたが、2機種の大きな違いはステッチの図柄の数が違うのと、モニターに選んだ刺繍の図柄が表示されるか、されないか位かなと。
ステッチの数は、B350 PEが191点、B380が221点です。191点もの種類を使うか?と言ったら恐らく限られた図柄になるかなと。
価格が2万円の差であればB380の上位機種の方がいいと思っていたのですが、ベルニナをこよなく愛する浦賀さんからお話しを伺い、B350にしました。
浦賀さんは、ベルニナミシン専門で販売されているウラガ・ソーイング・プランニング(株)の社長さん。
かつてベルニナの日本支社にお勤めだったのでミシンについてとても詳しいです。
3シリーズ(B330、B350PE、B380)を比較した表がこちら(2018年のパンフレットより)。
表にある×が記載してあるのが内蔵してある機能になっています。日本だと×はその機能は付いていないと思ってしまいますね。
ベルニナのものづくり
品質重視のため、ネジひとつ不良が見つかるとその生産ロットのネジは全て使用しない、ミシンを組み立てる時に部品の重量を計り、決まった重量にならなかった場合は、もう一度、計測し直すなど徹底的に品質にこだわっているそう。
さらに各国の販売数が決まっており、販売計画より売れてしまった場合には、何故そんなに売るんだ!計画通りじゃないと怒られるとか。じゃんじゃん売ればいいってものでもないらしく、そこは、1点1点職人により作られているため、大幅に増やす等はしないみたいです。(聞きかじりのところがあるので違っていたらごめんなさい)
だからあまり日本では、販促かけてないのかなぁと思いました。
押さえ金が高価なんです。
1点3,000円〜するのです。高い!
押さえ金がボディと一体型になっているので高価なのだそう。
それだけ高性能ということで厚みのある生地も難なく縫えてしまう一体型なのでまぁ安心ではあります。
でももう少し安いと嬉しいな。
実際に使ってみて。
ひとつひとつに感動しながら使ってます。
下糸をボビンに巻くのも楽に巻けます。
厚みのある縫い代も難なく縫えて、上糸を針穴に自動で通せる機能もあります。
この上糸を針穴に自動で通せる機能は、コツを掴まないと1回では上手く通せず、何回か使っているうちに慣れるとどの位の力加減で行うと良いかわかってきました。
ただ、無理に使わなくても直接、針穴に糸を通してもいいかなとも思います。
まとめ
初心者でもすいすい縫えて扱いやすいミシンで定評のあるベルニナミシンということを愛用者の方から聞いていたのですが、全くその通りだと思いました。
わたしが、元々使っていたのが職業用ミシンなので、静音に感じています。今まで糸調子の調整でくたびれて縫うのが嫌になっていたので、これからは、小物だけでなく洋服も縫ってみようかなと思っています。
道具が変わると意欲も発想も変わりますね。
投稿者プロフィール

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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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