ちょっと休憩したいなぁと思った時に日和山は、ぴったり。
小木と言えば、かつて北前船で栄えた港町で金銀の積出港として繁栄したところ。今は、夏に開催される小木港祭りやアースセレブレーションが行われる街でもあり、新潟の直江津港から小木港の航路で人が行き交うところでもあります。
オーナー藤田みらいさんと英一さんご夫妻の思いが詰まったカフェ
日和山が出来るまでの記事が、まちの情報誌「おぎまる」2015月7月10日発行号に載っていました。
それによるとご主人の英一さんがこの建物に小木の町屋の特徴である高欄の細工の細かさ、高い吹き抜け、天窓といった造作に港町で栄えていた頃の歴史を感じたのが決め手になったそうです。
都会にある物や建物を模造しても誰も喜んではくれない。できるだけこの町にしかないものを見てもらいたい。小木の町にしかないものと言えば港の歴史、海運の歴史が他の場所と比べて確実に残っているところ。小木が港として繁栄した歴史を広め、親しんでもらえるように
おぎまる6号「まちかど こぼれ話ーてぬぐいとコーヒー日和山」ができるまで より
と小木への愛情がたっぷり。
お店の名前「日和山(ひよりやま)」
かつて船乗りがその日の天候や潮の流れを見る場所が日和山だったそうで、小木の町が一望できる山。港町にとって日和山は象徴的な場所だったようです。そんなところにも思いを馳せた店名なのですね。
さっそく、お店に入ってみましょう。
引き戸の扉をガラガラと開けると目に飛び込んでくるのは、ようこそようこそののれんと下駄箱。
ここでスリッパに履き替えます。
店内は、テーブル席が3つ、ソファー席が1つそれとカウンター席があります。
木のぬくもりと外から差し込んでくる日差しで何とも落ち着きます。内装は、大工さんでもあるご主人の英一さんが手がけられたそう。
みらいさんデザインの手ぬぐいや佐渡の作家さんの作品の展示や販売も行っています。
魅力的なメニューがいろいろあって、わくわくしちゃう。
今回は、ランチをしたいと思って、ひよこ豆のカレーにデザートをセットをオーダー(1300円消費税別)。
カレーは、化学調味料を使ってないとのことで、身体に優しい。
ボリュームがあり、おなかいっぱいになりました。
デザートのタルトは、紅茶生地のいちじくタルトを注文。いちじくは、小木の琴浦産ということで地元の食材を使用されていました。
タルトは週替わりメニューで内容が変わるようです。
次回また行く時の楽しみの1つになりました。
この日は、お昼の時間をだいぶ過ぎた時間に行ったので、長居してゆったり過ごさせてもらいました。
欲しかった佐渡はんこを買えて満足
Facebookで見かけた時に可愛い!と思い、メッセージで購入したいです!とみらいさんに伝えてあったのでお会いした時にわたしのことを覚えてくれてました。
嬉しーーーい
そしてEBIが羽茂の出身でさらにEBIの姉とも繋がりがあることが分かり、わたしも近しくなった感じでみらいさんとお話し出来てよかったです。
営業日を確認してから行きましょう。
基本の営業日は土・日・イベント開催日です。詳細は日和山のFacebookで確認されてから行くと間違いないかと思います。
営業日やお店の新着情報は、手ぬぐいとコーヒーの日和山のFacebookページで知ることが出来ますよ。
手ぬぐいとコーヒー 〜日和山〜 のFacebookページ→ https://www.facebook.com/ogi.hiyoriyama
また行きたいと思いポイントカードを作りました。
吹き抜けが美しいですね。小木の町の歴史を感じながら
古民家をリノベーションされて新旧同居している空間はとても好きです。
今回、日和山のことを書いていて小木の町のことも少し知ることが出来ました。
今度訪れる時は、その歴史を感じながらまたぶらぶらしたいと思いました。
そして自分の気に入った町と空間で働けるっていいな〜と思いました。わたしの憧れでもあります。
お店の情報
※現在は、レンタルスペースに変更になっております(2016年10月)
手ぬぐいとコーヒーの日和山
住所 新潟県佐渡市小木町232
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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