わら半紙のパンフレット
用紙に使ったのは、学校のプリントなどでお馴染みの「わら半紙」です。手触りが懐かしい。
A3サイズを折りたたんだコンパクトサイズ。
今の時代、ペーパーレス化が進んでパンフレット類は捨てられがち。手帳に挟んでおけるサイズなら手元に残りやすいかしら⁈と思い、この仕様に。
全体像は、こちら。
学校の遠足などで配られた記憶が。
用紙の中央に切り込みを入れることで、ぱたんぱたんと折りたたんで見開きで見ることが出来る仕様です。
折る手間は出ますが、通常のページものにするよりコストダウンできるのもいい。
気をつけるのは、ページ構成を考えた上でレイアウトにすること。
印刷は、レトロ印刷JAMにお願いしました。
わら半紙で印刷できる業者は少なく、ネットで調べてレトロ印刷JAMにしました。
用紙、インクの種類が多く、印刷事例がたくさん紹介されているので完成具合がイメージ出来やすくオススメです。
インクのかすれ具合がいい味を出します。
今回、インクの色は、もも色とラムネの2色を使いました。印刷の仕方が、版画の版を重ねて行く手法と同じなのでインクの重なりによる味わいが出ます。
データの作成がやや面倒。
Illustratorでデータを作成したのですが、色ごとにレイヤー分けをしてデータを作る必要があるのでそこがやや頭を使います。
用紙と色見本があるともっといい。
こちらは、今回の依頼が終ってから頼んだ見本帳です。紙もインクも実物があると確認ができていいですよね。
インクの裏写りがどの程度か分からないですし、かすれ具合とか。
時間があれば、1枚試し刷りをしてみるといいですね。
次回のイベントのパンフレットもまたレトロ印刷に頼んでみようと思います。
通常のオフセットやオンデマンド印刷と違い、経験値が上がるとさらに楽しめそうです。
実際の会場ではこんな感じでセッティング
SADO SAKE 5GO!vol.1のイベントではこんな感じで席に置きました。多めに印刷したので残った分を三角形に立てて会場に華を沿えてみました。
前回のイベントの模様はこちらから。
まとめ
印刷のかすれ具合や色の出方など、届いた完成形を見ないと分からないのが楽しみでもあり、心配なところでもあります。
懐かしい手触りの用紙やサイズでの印刷をしたいならレトロ印刷は、オススメです。
レトロ印刷JAM
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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