お店はもともと佐渡島の宿根木で18年営業されていたそうで、その後東京に移転、今年(2015年)で3年目になったそう。
雑誌に掲載されることも多くなり、ミシュランのビブグルマンに登録されています。
ミシュランのビブグルマンとは、
ビブグルマンとは、星は付かないがコストパフォーマンスの高い食事を提供する調査員おすすめのレストランを表すもので2014年から加わった新しい指標。
5000円以下で食べられるコスパの高いお店が選ばれており、和食は22の料理のカテゴリーがその対象。
落ち着いた雰囲気の店内
千代田線の根津駅から歩いて8分ほど、JR日暮里駅からでも10分ほどのところにあります。
店内に入ると鼓動(佐渡島の太鼓集団)の太鼓の曲がBGMで流れておりました。
▲店内は4人掛けテーブルが2席、S字型のカウンター席は、6人程度が座れるかたちで
こじんまりとしています。
わたしは、事前に予約を入れておいたのでテーブル席に通されました。
夜のコース料理
夜の料理は3種類のコース料理から選ぶことができ、この日は、わたしたちの入籍記念日だったこともあり、一番高い6000円のコースにしました。
料金の違いは、〆の料理を雑炊か棒鮨のどちらにするかで値段が変わってくるそうです。
前菜
▲向かって左から小木で作られた豆腐。右は、時計回りにうどの当座煮、小松菜と揚げの煮浸し、だし巻き、ほうずき、さつまいもの甘露煮、春菊の白和え。
もみじは、佐渡から食材と一緒に送られてきたそう。
お野菜は実家の佐渡島で自家栽培されたものを使われているそうです。
吸い物
刺し身
焼き物
▲真綾の酒かすと越後味噌を合わせたものをつけて焼いたさわら。付け合わせは、きゅうりの奈良漬。
鍋
▲松蔭大根の大根おろしのすだち汁
▲佐渡の野菜と寒ブリ。胴回り67㎝のブリの切り身。
さば棒鮨
デザート
▲小木ビオーレという黒いちじくとおけさ柿。いちじくは旬が短いのでシャーベット状にされておりさっぱりとして甘さ。右上にあるのは、佐渡島の伊藤屋さんが出された写真集「佐渡自慢」。
お酒
佐渡島には、7つの酒蔵があり、お店では加藤酒造の金鶴、逸見酒造の真野鶴、尾畑酒造の北雪を愉しめ、この他にワインや焼酎など種類豊富に取り揃えてありました。
女将さんオススメの2種類をいただきました。
▲青いラベルの「金鶴」(左側)。口当たりが良くどんなお酒にも合う感じです。
向かって左の「上弦の月」は、400本限定で今年生産された純米大吟醸のお酒。今では佐渡島でも手に入れるのは難しいそう。しっかりとしたお酒の味。
お猪口は、佐渡島の陶芸「無名異焼(むみょういやき)」で赤土の素朴な色が特長。
最後に主人が佐渡島の羽茂出身で、という話しから
大将と佐渡島の話しになりました。
東京に居ながら佐渡島を堪能できる貴重なお店です。
次回はカウンター席で大将と佐渡島談義でもしながら
味わいたいと思いました。
お店の情報
上野桜木菜の花
住所:東京都台東区上野桜木1-10-26
電話:03-3827-3511
営業時間
[火~土]11:00~14:00 17:30~21:30
[日]11:00~16:00
ランチ営業、日曜営業
定休日:月曜日(祝日の場合は火曜日)
上野桜木 菜の花のホームページ → http://r.goope.jp/nanohana
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら
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