「新潟発R」は、深く、濃く、美しくをコンセプトに新潟のことを伝える保存版観光誌です。
季刊発行(定価800円+税)で81ページのボリュームです。
2019年夏号が佐渡特集だったので即買いしました。
わたしは、佐渡汽船の売店で購入しましたよ。
表紙は、鬼太鼓の黒鬼の面。
舟下鬼太鼓保存会の鬼面です。
迫力がありますね。
巻頭特集が「島の祭り 佐渡の振る舞い」、第2特集「これが自慢だっちゃ」になっています。
巻頭で羽茂まつりが出ているのがうれしい!
羽茂まつりについての記事
佐渡島の羽茂祭りで重要無形文化財の「つぶろさし」を見て来ました – しなしな佐渡Design|デザイナー海老名美保子のブログ
読んでみてよかったところ
主なお祭りの年間のスケジュールが載っていて、いつ頃に見に行くといいか、見に行った時のマナーなども具体的に書かれているので、初めて行く人にも分かりやすいです。
見に行くなら、4月15日の「島開き」がいいんですね。
この日は、島内40カ所で祭礼が行われており、お祭りを目当てに佐渡を回るのは楽しそうです。
各地域の鬼太鼓はぜひ見てみたい!と思ってますが、まだ実現しておらず。
また、お祭りの舞台裏から取材されていて、日頃の真剣な練習姿から本番当日まで、リアリテイが伝わってきました。
新穂中央青年会の鬼太鼓は、間近で見せてもらったことがありますが、かっこいいのでお祭りの時にまた見てみたいなと改めて思いました。
佐渡 新穂中央青年会の鬼太鼓を鑑賞しました。(さど女子ファンクラブモニターツアー2日目。2016年3月) – しなしな佐渡Design|デザイナー海老名美保子のブログ
佐渡のお祭りの上手な見方
これ、気になるところですよね。
知らないところは、地元の人に聞く。
ほんと、これが一番いいと思います。
どの場所で見るといいか、門付けは何時頃にどの辺りを回るのか、はんてんや法被を着た人に聞くといいですね。
旅人が気をつけるべきところも書いてありました。
「佐渡の祭りのほとんどは、長い歴史の中で連綿と伝えられてきた神事。自分たちがやるべき祭りを、いつものように毎年繰り返しているだけ」
だから、おじゃましている気持ちを忘れないこと。
そうそう、一眼レフ望遠カメラをかかえた人が、我先にと人の家にずかずか入って行くのは、いただけないですね。
シャッターチャンスを逃したくない気持ちはわかるけど、それはひと声かけてからにしましょう。
そして「振る舞い」
鬼や獅子が門付けで家を回るとおもてなしで出されるのが、振る舞いと言われるお料理。
佐渡の郷土料理の煮しめから、さっと食べられる太巻き寿司や鳥の唐揚げなど色とりどりに用意されていてお祭りを盛り上げています。
地酒も振舞われ、これぞお祭り。テンションが上がります。
お祭りに行く前の予習に読んでみるとより楽しめる1冊だと思います。
投稿者プロフィール
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ファッションデザイナー
ユニフォーム、衣装、パンフレット、名刺などファッションから紙ものデザインまで多岐に渡る。
佐渡島の魅力を自分目線で記事に書いています。ファッション、アート、ものづくり、食に関すること、日々のことについて情報発信しています。詳しいプロフィールはこちら